Column4女性の出血について

40代の性交後出血は子宮頸がん、
閉経後の不正出血は子宮体がんを強く疑う症状です。

生理が終わったばかりなのにまた出血が始まった、下着に血がついていてびっくりした、知らないうちに血が出ていた、セックスのあとに出血したなどの経験がありますか?

こうした月経以外の出血を不正出血と呼び、原因別に①ホルモン異常による「機能性出血」、②腫瘍や炎症による「器質性出血」、③妊娠に関わるものの3つに大別されます。

出血の主な原因は世代ごとに異なります。機能性出血は思春期と更年期に多く、そのほとんどが無排卵にともなう出血です。

20~30代では妊娠に関わるもの、40代では子宮筋腫などの良性腫瘍や炎症による器質性出血、また老年期では膣・外陰部の萎縮による出血が多くみられます。

不正出血の診断にはまず妊娠の有無を確認し、次いでエコー検査、子宮細胞診、ホルモン検査などを施行します。ホルモン異常が疑われる場合は基礎体温表の記録が診断に役立ちます。

特に40代の性交後出血は子宮頚がん、閉経後の不正出血は子宮体がんを強く疑う症状です。気になる出血があれば早めに婦人科受診をすることをお勧めします。

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