MOMMOGRAPHY
マンモグラフィ検診について
マンモグラフィとは乳房専用のレントゲン検査のことで、視診や触診だけではわからない早期のがんを発見するのに有用です。
乳がん検診では、これまで乳房の視触診が行なわれていましたが、これだけでは不十分であることがわかり、厚生労働省の指導によってマンモグラフィが徐々に普及してきています。
乳がんは30代から増え始め、40代後半で最も発症率が高くなります。そのため30歳からの自己検診と40歳からのマンモグラフィ検診が推奨されています。
乳房のしこり、乳腺からの分泌物などがあればもちろん、症状がなくても40歳以上の女性は2年1回の検診をおすすめします。
- 未婚、未産または初産が30歳以降
- 閉経後の肥満(50歳以上で標準体重の+20%以上)
- ホルモン補充療法を受けている、あるいは受けたことがある
- 初潮が早く(11歳以下)、閉経が遅い(55歳以上)
- 乳がんの家族歴(母、姉妹)
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検査方法
検査は10分程度、放射線量も微量で体に影響しません。
圧迫板という透明な板で乳房をはさみ、平たく引き伸ばした状態で斜め方向と上下方向、左右の乳房で計4回撮影します。
横浜市の検診では、40代は2方向、50歳以上は1方向(斜め)撮影します。 斜めの場合は、乳がんが転移する可能性のある、脇の下のリンパ節もしっかりはさみます。
撮影時間は1秒もかからず、圧迫は数十秒間だけですが、乳房を圧迫するため、人によっては痛みを感じることがあるかもしれませんが、よりよい検査のために必要なことなので、ご理解をお願いします。
平成31年2月に導入した新しい撮影装置は圧迫時の痛みが少ないのが特徴です。
受診の際の注意点
- 乳房にイボ、ほくろなど気になるところがあれば検査技師に事前にお伝え下さい。
- 制汗パウダーなどはよく拭き取っておきましょう。がんと間違えられる画像が写ることがあります。
- 検査当日はワンピースなどではなく、上下セパレートの服装でお越しください。
- また長い髪は検査前にゴムで束ねておくようにお願いします。
- 妊娠の可能性がある方はお申し出下さい。
- 豊胸手術を受けたことがある方、植込み型ペースメーカー、除細動器を 装着されている方は検査が受けられません。
- 平成31年3月より車いす使用中で起立できない方でも検査ができるようになりました。
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検診の流れ
- 検診の予約
- 検診は、毎週火曜日午後2時30分~5時までとなっております。こちらよりご予約ください。
【電話番号】 045-800-0222
- 来院・受付
- 問診票に必要事項を、ご記入下さい。
結果郵送用の封筒に住所、名前をご記入下さい。
無料クーポン券をお持ちの方はご提出ください。
- マンモグラフィ撮影
- 順番になりましたらレントゲン撮影技師がレントゲン室にご案内致します。
撮影終了後は、再びお呼びするまで待合室でお待ちください。
- 乳房視触診
- 撮影後、診察室で医師が視触診を行います。
- マンモグラフィの結果説明
- 視触診後マンモグラフィをお見せしながら医師がご説明致します。
- 検診結果報告について
- 当院で撮影したマンモグラフィーは、横浜市の精度委員会で二次読影されます。 正確な診断をするためには複数の専門医によるダブルチェックが必要です。
したがって検診の最終診断結果が出るまで、大変申し訳ありませんが、少しお待たせすることになります。
検診結果報告書は検診日から約1ヶ月後に、ご自宅に郵送されます。
精密検査必要とされた場合、電話で再診予約を取り再受診して下さい。
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当院の検診について
女性の放射線技師が担当します。
当院のマンモグラフィ検診は、横浜市乳がん検診(横浜市に住所を有する40歳以上の女性)ご希望の方を対象に検査を行なっております。
検査日は、毎週火曜日午後2時30分~5時までの予約制となっておりますので、予めご了承ください。
詳細につきましては、当院までお問い合わせください。
【電話番号】 045-800-0222
下記の方は、健診が受けられません
- 豊胸手術を受けたことがある方
- 植込み型ペースメーカーを装着している方
- 植込み型除細動器を装着している方
- 冠動脈ステント装着している方