Column1|
婦人科検診について
2010.05.20
身体の自己管理と
健康増進のために、
婦人科がん検診を
役立てましょう!
婦人科がん検診の対象となる子宮頸がん、子宮体がん、乳がんは早期発見と早期治療で完治可能ながんです。したがって検診の有効性は高く、定期的な受診が推奨されています。
特に子宮頸がんは近年急速に若年化していること、HPVワクチンでがん予防が可能になったこと、また早期に発見されれば子宮を取らずに治療できることから20代での受診が推奨されています。
現在子宮がんは20歳、乳がんは40歳から、2年おきの検診が公費負担で受けられます。検診の内容は、子宮がん検診では内診と細胞診、乳がん検診では触診とマンモグラフィです。
無料クーポン券持参の方、および70歳以上の方は無料で受診することができます。検診時に異常が指摘された場合は保険診療に切り替えエコー検査等施行しますので、保険証は必ずご持参下さい。
定期的な婦人科がん検診は、がん以外の婦人病(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍など)の予防や早期発見にも有用です。身体の自己管理と健康増進のために、是非婦人科がん検診を役立てていただきたいと思います。