Column7|
乳がん検診を受けていますか?(1)
2011.03.31
乳がんは小さいうちに発見して
適切な治療を行えば、
90%以上が治ります。
欧米では乳がんの発症率が増加している一方、死亡率はむしろ減少しています。それは欧米の検診受診率が高く、早期がんが多く発見されるようになったためです。
このように検診の有効性は証明されており定期的な検診が推奨されていますが、欧米に比べ我が国の検診受診率はかない低いのです。乳がんは30代から増え始め、40代後半で最も発症率が高くなります。そのため30歳からの自己検診と40歳からのマンモグラフィ検診が推奨されています。マンモグラフィとは乳房専用のレントゲン検査のことで、視診や触診だけではわからない早期のがんを発見するのに有用です。
横浜市の公費乳がん検診では、問診、視診、触診およびマンモグラフィを横浜市在住の40歳以上の方を対象に2年に1回施行しています。受診者負担額は1370円で、70歳以上の方、クーポン券持参の方は無料です。
対 象: 横浜市乳がん検診ご希望の40歳以上の方
※40歳未満の方は視触診とエコー検査となります(自費)
検査日: 毎週土曜日午後2時30分~5時