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コラム

Column8|
乳がん検診を受けていますか?(2)

日本人の乳がん患者は
年間4万人で
欧米に比べ少ないのですが、
今後増加が予想されます。

乳がん検診受診率は20%程度と極めて低く厚労省では受診率50%を目標に啓蒙に努めています。検診は視触診のみでは効果がなく、マンモグラフィ併用ではじめて死亡率が減少することが証明されています。
マンモ検診で異常が見つかる確率は1000人中50人で、精密検査としてさらに超音波検査や細胞・組織検査を行い、うち3~4人が乳がんと診断されます。なおマンモグラフィの被ばく量は通常生活で1年間に受ける自然の放射線量の50分の1程度で、体への影響はほとんどありませんのでご安心ください。

横浜市の公費乳がん検診では、問診、視診、触診およびマンモグラフィを40歳以上の方を対象に施行しています。受診者負担額は1370円で、70歳以上の方、クーポン券持参の方は無料です。