Column18月経時の頭痛に悩んでいませんか?

片頭痛は20~40代の情勢に多く、
30代の女性では5人に1人が片頭痛と言われています。

慢性頭痛の中でも、片頭痛は生活への影響が多い頭痛です。 片頭痛は20~40代の女性に多く、30代の女性では5人に1人が片頭痛と言われています。 片頭痛の発症時期は月経がはじまる11~13歳頃が多く、若い女性の片頭痛の6割が月経と関係しています。

女性ホルモンは月経周期で大きく変動し、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)が急激に減ると、セロトニンという脳内物質に影響して頭の血管が拡張し、片頭痛がおこるとされます。そのためエストロゲンが減少する排卵日や月経時に頭痛がおこることが多いのです。また更年期にも女性ホルモンの分泌が低下するため片頭痛がおこりやすくなります。

反対に妊娠中や閉経後では女性ホルモンが安定するので片頭痛は起こりにくくなります。片頭痛時は頭を冷やすことが有効です。冷やすことで拡張した頭の血管が収縮し、痛みを抑えることができます。逆に入浴やシャワーで温めると血管がさらに拡張し悪化します。またチョコレートや赤ワイン、チーズなどが片頭痛の引き金になる場合があり要注意です。

通常の鎮痛薬が効かない片頭痛には、特異的治療として「トリプタン製剤」が使われます。 「トリプタン製剤」は片頭痛の原因となる頭の血管に作用して異常に拡張した血管を収縮させるとともに、脳神経の三叉神経に作用して痛み物質が出るのを防ぎます。

近年では副作用が少なく、より効果が長い製剤も開発され一般の臨床で広く利用されています。月経時の頭痛にお悩みの方はご相談下さい。

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